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講義参考図書

講義関連の参考図書

生命科学関連

1.生命のしくみ--入門ビジュアルサイエンス--
(石浦章一、日本実業出版社、¥1300)

2.からだと免疫のしくみ--入門ビジュアルサイエンス--
(上野川修一、日本実業出版社、¥1400)

3.ホルモンのしくみ--入門ビジュアルサイエンス--
(大石正道、日本実業出版社、¥1400)

上記3冊はいづれも、ビジュアルサイエンスなるサブタイトルが示すように、図が豊富で解りやすい参考書です。見開き2ページで一つの項目を説明しているのも、読みやすい理由のようです。

4.らくらく入門塾 こんなにためになる遺伝子の話
(中込弥男、ナツメ社、¥1400+税)

5.生物の小事典
(石浦章一、小林秀明、塚谷祐一、岩波ジュニア新書、岩波書店、¥1400+税)

上記2冊は、遺伝子あるいは生物学全般に関する事典です。いづれも2003年版であり、最新の知見が記載されています。

6.生物図鑑--視覚でとらえるフォトサイエンス
(鈴木孝仁、数研出版、¥848+税)

上記は、まさに生物学の教科書です。図が豊富で、しかもとてもカラフルで理解しやすい図ばかりです。お値段を考えると、大変得をしたような豊かな気分になれます。

7.生命体の科学−テクノロジーと文化−
(岡田節人、人文書院、¥1957)

8.二重らせんの私−生命科学者の生まれるまで−
(柳沢桂子、早川書房、¥1600)

9.安らぎの生命科学
(柳沢桂子、早川書房、¥540)

10.遺伝子のふしぎ
(石館三枝子、新日本新書、¥900)

ウィルス関連

1.ウィルスの陰謀ーー40億年目の地球制覇
(根路銘国昭、日本能率協会マネジメントセンター、¥1500+税)

2.ウイルスは生物をどう変えたか
(畑中正一、講談社ブルーバックス、¥740)

3.現代ウイルス事情−インフルエンザからエイズまで−
(畑中正一、岩波新書、¥550)

どうでもいいが、畑中先生の本って、全体の半分以上が本題から逸れてるんだが..。{-_-; その他、「ホット・ゾーン」、「アウトブレイク」(同じタイトルで別の内容の本が、ハヤカワと新潮(だったか?)の2社から出ている)も少々古いがお薦め。

4.超ミクロ世界への挑戦−生物を80万倍で見る−
(田中敬一、岩波新書、¥550)

鳥取大学医学部教授である田中先生の、走査電顕への飽くなき挑戦の記録。世界最高倍率の走査電顕開発の道のりなど、先生の苦労が伺える。

細菌関連

1.細菌の逆襲−ヒトと細菌の生存競争− おすすめ!
(吉川昌之介、中公新書、¥760)

細菌が抗生物質に対して耐性を持つようになったのであるが、その実例とメカニズムを説明した本。なかなかショッキングで面白い。ま、もともと人間のすることなんだから、絶対確実で恒久的であるはずはないんだがね。

脳死関連

1.解剖ーー日本の脳死、なぜ、議論はすれちがうのか
(東京大学脳死論争を考える会、ちくまライブラリー、¥1230)

生殖補助技術関連

1.生殖医療ー試験管ベビーから卵子提供・クローン技術まで
(菅沼信彦、名古屋大学出版会、¥3800+税)

生殖補助技術の過去・現在・未来が、技術の解説とその問題点について解りやすく解説されている。

2.生殖医療のすべて
(堤 治、丸善ライブラリー、¥760+税)

生命倫理関連

1.出生前診断 いのちの品質管理への警鐘
(佐藤孝道、ゆうひかく選書、¥1800+税)

2.つくられる命 ADI 卵子提供 クローン技術
(坂井律子、春日真人、NHK出版、¥1500+税)

編集者が個人的に勧める(!)参考図書

(注:初代管理人 関口さんのおすすめです。 現在は 平塚がつくっています。平塚のおすすめは、そのうちアップロードしますのでお待ち下さい。)

宇宙関連

1.宇宙はどこまでわかったか
(岡本定矩、岩波科学ライブラリー、¥1000)

2.宇宙をあやつるダークマター
(池内 了、岩波科学ライブラリー、¥1000)

3.相対性理論入門 おすすめ!
(内山龍雄、岩波新書、¥480)

これを読まずしてなんとするというくらいお勧め。宇宙を知るならまずはこの本。すぐ上の文章と矛盾するようだが↑、相対性理論については例外。こればかりは絶対確実。時々「相対性理論はやっぱり間違っていた!!」なんて妄言ほざいて本にする、コンノ○ンイチとかの莫迦な似非科学者がいるけど、もし仮に本当に間違っていたら半世紀も前にとっくに分かっているはずである。それにこいつらの言ってるようなことってアインシュタインが相対論を提唱した時から言われてるんだけど、単に彼の業績を妬んでいるだけ。なんらの科学的根拠もない。もちろんそういうことを言うのは本職の人間ではない。精神科医とか薬局の店主とかだったり。もしなんだったら、「トンデモ本の世界」「トンデモ本の逆襲」などを読んでみては。科学に対する正しい認識を持つとともに、あまりの可笑しさに、笑い過ぎによる腹筋の肉離れを経験することだろう。

4.もう一つの宇宙

(フレッド A.ウルフ、講談社ブルーバックス、¥960)
並行宇宙、いわゆるパラレル・ワールドについての本。少々、濃い。(一言付け足しておくが、SFじゃないので勘違いしないこと。とはいえ「パラレル・ワールド」っていう言葉自体SFっぽい。)

その他諸々

1.ゾウの時間ネズミの時間−サイズの生物学− おすすめ!
(本川達雄、中公新書、¥660)

小難しいことは書いてないので、かなり気楽に読める。しかし内容はすごく充実している。巻末の「一生のうた」はまぬけでおもしろい。

書籍以外(CD−ROM)

ライフスケイプ−生命40億年はるかな旅− for PlayStation Disc2枚組
(メディアクエスト、¥6800)

NHKスペシャル「生命−40億年はるかな旅−」をCD−ROMにし、CGムービーやポリゴンによりインタラクティブに実験、観察その他もろもろができるというもの。PS版しか見たことはないが、ムービー、ポリゴンの画質はきれい。ポリゴンでできたアノマロカリスやオパビニアがひらひら動くのは一見の価値あり(か?)。でも¥6800という値段は高い...。

Disc1はちょうど生物・生態Uと内容がほぼ同じなので、一度は見ておいてもいいかも。

遺伝子のメロディー

♪遺伝子のメロディー(クリックすると曲が流れます)
遺伝子の塩基の配列に基づいてできた曲です。大学内で聞くには、情報処理センターからヘッドホンを借りて聞いてください。

遺伝子の曲とは、DNAを構成している4種類の塩基(アデニン、チミン、グアニン、シトシン)に音階を当てはめて演奏した曲です。DNA内での塩基配列が、こんなにも美しいメロディーを作っているのですよ。今、皆さんが鑑賞している遺伝子は、皆さんよく知っている魚、ニジマスが持っているH1ヒストンという名前のタンパク質の遺伝子です。このH1ヒストンなるタンパク質を中心にしてDNAが巻き取られ、染色体が形成されます

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花の絵は斉藤大介君によるものです。


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