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学生体験レポート<農村班>

毎日が新しい発見の連続
現代中国学部3年生 農村班 榊原大輔さん

農村の家庭で聞き取り調査を行う榊原さん。

私たち農村班は、武漢の村民委員会、県政府、みかん農家、釣堀経営農家、酪農農家、稲作農家、野菜栽培農家、卸売市場、小学校、ごみ処理場、環境保護局などを訪問しました。

農 村班は学生14人で構成され、それぞれ各自のテーマを持っています。行政を調べる人、ごみ問題を調べる人、高齢化を調べる人など様々です。私は、農村の都 市化、農村内格差、戸籍問題など「変化する農村」をテーマに調べることにしました。実際に農家や関係機関に行って話を聞いたり、農家を見たり、各自で作っ た個人面接調査票を使って農家の人々や関係機関の責任者などと話をするという形の調査です。質問では、まずは基本的な状況を把握するため、名前、年齢、出 身地、現在の職業などを聞きます。それから、各自のテーマに関することを深く聞いていきます。私の場合は、「農村が都市化するにつれて発生すると思われる 問題点は何だと思いますか」、「戸籍について中国には農村戸籍と都市戸籍の2つの戸籍がありますが、この制度についてあなたは良いと思いますか、それとも 良くないと思いますか。また何故ですか」などの質問です。

この現地研究調査はとても貴重な体験ができます。私は毎日が発見 の連続です。「百聞は一見に如かず」といいますが、今まさにそれを実感しています。机の上の勉強だけでは、分からないことがたくさんあるのだということを 改めて実感しています。また、自分の今までの常識がいかに小さいものであるのか、ということに気付かされる毎日です。

具体的な1日のスケジュールは、朝ごはんを食べ、午前中の調査先に出掛け、昼休憩をとり、午後の調査先に出掛け、ホテルに戻る。その後は、班全体のミーティングや、その日の調査結果の集計、各自の意見交換、そして次の日の準備をする、という流れです。

訪問先の小学校において教員から聞き取り調査を
している様子。

実 際に調査をしてみて感じたことは、国単位で一律の制度を採用しているはずなのに、訪問先によって様々な制度が存在するということでした。実際に現地の人に 話を聞いた後、私が疑問に思い同伴の中国人の方に「この制度は違うのではないか」と聞いてみると「ここは特別ですね」という答えがよく返ってきました。例 えば、一般的に農村戸籍を持つ農民には「退職」ということは無いはずなのですが、あると答えた農家もありました。また、農村の中には昔からの古い社会主義 的システムを今なお色濃く残すところもありました。中国語で「上に政策あれば下に対策あり」と言う言葉がありますが、この調査でまさにそれを感じました。 中央集権国家で制度は一律であるはずなのに末端まで行くと様々なことが行われているのだということを本当に実感しました。

現 在の日中関係はあまり良くないように思います。しかし、だからこそ現地に来て調査をする意義があると思うのです。現地の中国人と実際に話し、お互いの意見 を言い合うことはとても重要なことだと考えています。この現地研究調査は世界から見たら小さなものです。しかし、今のこの小さな交流こそが、将来の大きな 交流へとつながり、日中友好の架け橋となると信じています。現地では毎日の調査のことで頭がいっぱいですが、みんな心の奥底では将来の日中友好を願ってい ます。

(武漢市の現地にて)


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