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学生体験レポート<都市生活班>

橋の渋滞対策から垣間見えた中国文化
現代中国学部3年生 都市生活班 永田 真康さん

スーパーマーケットの前で幹部に質問する永田さん。

私 は、都市生活班(15人)の班長として参加しました。当初は日中関係のせいもあってか一時は実施が懸念されましたが、先生方や中国の関係者の努力があっ て、学生全員が待ち望んだ武漢に来ることが出来たのです。これから3週間の活動に期待と不安の両方の気持ちが僕の中にはありました。僕は「武漢の都市交 通」というテーマを選びました。武漢という場所は「中国のへそ」、「9省に通ずる」など昔からその場所は交通の要所として、また重要な拠点として扱われて きたからです。

中国に行ったことのある人ならわかると思いますが中国の交通はまだ発展途上の状態です。その中での武漢の都 市交通状況を調べることにしてみたのです。初めて武漢という町に来て、他の国で他の国のことについて調査するということはその国の文化、慣習、政治などの 状況を把握し行わなければならないので大変難しいことでもあるし意義のあることだと感じました。同時にやり遂げたときには大きな自信を得られるはずだと思 いました。自分が学生の間にこういう経験が出来ることは本当にラッキーだと思います。その分多くの苦労をしてきたし、これからもすることでしょう。

現 地に来る前には現地調査のための授業3科目を半年間受け、武漢についての概要を調べること、自分のテーマを決めること、資料集め、また調査をする際に使う 自分が聞きたいことを表形式でまとめた面接調査表の作成など多くの時間と労力をかけてきました。実際、面接調査表の作成などは現地出発の前日まで時間をか けていた人もいるし、自分もその一人でした。

スーパーマーケットの総経理と握手。

し かし、現地で調査方法を変更することとなり私達はとても苦しい状況となりました。でも、約1週間の調査が終わった頃には、だんだんと新しい調査の形式にも 慣れてきて、自分のテーマについての情報や現地の人々の考え方の共通性や類似性が見えてきました。僕の調査の具体的な方法は毎日の移動の交通調査、訪問先 での概要説明、質疑応答、個人間での面接調査です。武漢には長江に架かる橋がいくつかあります。その中の「長江第一大橋」は渋滞が起こる場所のひとつで す。その渋滞対策として、「単双号」という規則があります。奇数日には車ナンバー末尾奇数車が無条件で通過でき、偶数日には偶数車が通過できる、といった ようなユニークな規則が存在していたことわかりました。実際に奇数日に橋上で調査をしたところ、他の橋に比べ総交通量に対しての偶数車の通過率は半分くら いでした。完全に守られていない理由として、公共交通機関には制限がないこと、通行証を購入すれば通過出来るという主な二つの理由があります。これを考慮 すると遵守率は高いといえます。日本にいる時には聞いたことがないやり方でもあるし、偶数・奇数という考え方で分けるという事自体からも中国の文化が垣間 見えました。

町の中を長江が流れる武漢と、最近の中国モータリゼーション化による問題の一端を見ることが出来たという感じを受けまし た。いろいろな障害や苦労はあるのですが、それをクリアして自分たちの調査が最後までできたときは本当にうれしく思いました。自分のテーマについてどこま で調べられるかはわからないし、十分なデータが集まらないかもしれません。それでも自分が調べたことを少しでも多くの結果として残せるよう精一杯努力して いきたいと思っています。

(武漢市の現地にて)


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