脳死間際からの生還・・・低体温療法の実際 


脳死からの生還……低体温療法の実際、75%の驚異

   林 成之医師(日本大学医学部付属板橋病院,救命救急センター)により開発、推進されている治療法
     
     『蘇生限界点の延長は、生と死の境界をゆるがしている』

* *チェックポイント**

(1) 発想
    神経細胞の死とは?……神経細胞死と細胞膜機能の消失との区別は可能か?
(2) 神経細胞死の条件……グルタミン酸の放出, 活性酸素の働き
(3) 適用可能な患者の条件……心臓に合併症がなく、血圧100以上
(4) 脳圧の状態……脳圧20が境界線か?
(5) 何故,低体温なのか?……32 の意味、冬眠中のクマの体温
(6) 低体温中における免疫力の低下……感染症との戦い,体温を戻すときに多発する肺炎
(7) 成長ホルモン使用による免疫力の増強
(8) 過剰医療行為との境目……適用条件の設定?
(9) 諸外国での例……マニュアル化されたアメリカでの治療法



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