脳死,臓器移植に関するアンケート結果(1999.9.20, 9.21 実施)
       愛知大学三好校舎;176名, 車道校舎;61名 回答


問3に関連して、「人の死」とはどのような状態を想定しているか。
 
  意識の無い状態。 心臓が停止している状態。 呼吸ができなく、人として生きてゆけない状態。
  人工呼吸器が必要で、治る見込みのない状態。心臓が動いていても、反応しないのは死と考える。
  体の総ての部分の細胞が働かなくなること。
  人格のない状態。意思を表明できない状態。
 

問10に対する回答の理由として記述された内容。
 A はい ;既成事実が成功しているから。  必要なことだから。ドナーも増えていくだろうし、マスコミも
       騒がなくなるだろうから、プライバシーも守られるから。  一回目が成功したので、この治療を
       待っている患者やその家族の期待が大きくなり、その期待にこたえるためにもどんどん進められ
       ると思われる。アメリカでは当たり前になっているから。一人の命が多くの人を救うから。

 B いいえ;脳死に対する考え方が変らない限り、普及は難しい。家族の同意が必要な点も、普及を阻む。
       コーディネーターの普及が必要。 技術的に難しい。内臓も悪くなっていると思うから、
       移植は無理。脳死に反対している人も多い。
       親から貰ったからだの一部を他人に提供するのは嫌だ。

 C わからない;技術の発達と国民の受け入れ。一般的とは言わないまでも、回数は増えるであろう。
        なぜならば回を重ねる毎に、判定基準の確立や技術の進歩がみられるから。
        法律が緩和されれば普及するであろう。一般的とは言えないが、必要不可欠な医療にはなるで
        あろう。ただし監視体制が必要。



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