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◎教学実践「企業見学」
世界の工場と言われる中国の生産現場を自身の目で確認し、理解を深めることがこの教学実践の目的の一つです。私たちは４つのグループに分かれ、それぞれ別の工場を訪問しました。
★王朝葡萄釀酒集団有限公司（ワイン製造）
ＤＹＮＡＳＴＹ（王朝）は、中国ワインの有名ブランドです。木製のワインの樽が並んでいるような古い工場を想像していたら大間違いで、ほとんどの工程を機械が行っていました。とても衛生的でしたが、お酒の匂いはプンプンしていました。
★天士力集団（漢方薬製造）
薬工場は薬草園が併設される広い敷地の中のキレイな建物で、外見は工場とは思えないほどでした。建物の中もキレイで、製品がしっかりと飾られていまし
た。しかし、肝心の生産現場に入ることができず、説明はすべてビデオであったことが残念でした。しかし、薬品という商品の性質上、厳重な衛生管理は仕方が
ないと思いました。
★天津市津宝楽器有限公司（楽器製造）
工場では10代後半～50代くらいまでの男女が働いていた。若い人でもそれだけの技術があるのに驚いた。工程は流れ作業で、効率がよさそうだ。楽器にな
るとは思えないような長い金属管がピカピカに輝く楽器になるまでを見た。オートメーションではなく一つ一つを人の手で作っているところに暖かみを感じた。
低コストでこれだけの楽器を生産できるのはわが社だけ、と工場の人は誇らしげに話していた。低コストで良質の物が作れる工場は世界からも注目される。中国
にはそんな工場が多くあるのではないか。
★天津騰達集団有限公司（靴製造）
靴工場に行って、感じたことは、働いている人の多さである。若い人から年配の方まで、男女を問わず生産ラインで仕事をしていた。手際よく、すごい速さで
靴ができていくのを見て、「世界の工場」と言われる所以が少し見えた気がした。反面、生産ラインの機械が剥き出しになっており危なくないのか、皮と接着剤
の匂いで、働いている人たちは大丈夫なのかという疑問も持った。建物の1階～3階部分が生産現場、4階がオフィスである。４階に上がると、社長室や会議室
などが並んでいてガラリと風景が変わり、働く環境の大きな違いを痛感した。
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大平さんを囲む応援チーム |
優勝しました！ |
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ワイン製造工程を上から見学 |
靴工場でＱ＆Ａ |
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展示室で工場の方が製品を演奏してくれました |
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