1-1.生命操作技術とバイオテクノロジー
a.バイオテクノロジーの歴史
生物工学(技術)、生命工学(技術)などなど → 生物を扱う技術
第一世代;生物機能の偶発的利用 → 経験的利用
発酵;酵母によるアルコール発酵の利用(ビール、ぶどう酒、パン、味噌、醤油等の醗酵食品類)
メソポタミアのビール、エジプトのワインなど
酵母におけるアルコール発酵機能の発見(パスツール、1876年ビールの研究から)
細胞抽出液による発酵現象の発見 → 酵素の発見(ブフナー、1897年)
DNAの構造解明 → 生命現象解明の進歩
(ワトソン,クリック,ウィルキンソン,1953年)
第二世代;生物機能の改変 → 遺伝子工学,細胞工学
生物機能の模倣 → 再生工学 → 人工生命体 →→サイボーグ?
生物の再生 → クローン、ES細胞
**ここで必要な技術; 遺伝子操作と細胞培養法