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第7回性差の科学研究会開催のお知らせ
1999 年 2 月 17 日
各位 拝啓
立春を過ぎてもまだまだ寒い日々が続いております。皆様には如何お過ごしでしょうか。
昨年 3 月、女性研究者の会・京都との共催により、「性差の科学」をめぐる討論会を京都で開催致しましたところ、多数のご参加を戴き、大変有意義な討論を戦わすことができました。さらに、坂東昌子さん(愛知大学)の編集になる討論会報告は、昨年 11 月発行の京都婦研連便りに掲載されておりますので、既に皆様のお目に留っているものと拝察されます。
さて、前回の討論会では「性差の科学」が取り上げるべき今後の課題として、生殖の問題が指摘されました。そこで、「生殖革命」という表現がもはや奇異ではない現状を踏まえ、まずは人工生殖に関する視野を広げるべく、以下の研究会を企画致しました。年度末に当たり何かと御多忙な時期ではあるかと思いますが、ぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。また、興味をお持ちの方がおられましたら、ぜひお声を掛けてくださいますようお願い致します。
敬具
記 1. 日時 : 1999 年 3 月 23 日(火) 2. 会場 : 京大会館(京都)103 号室(下記略図参照) 3. 日程 : 午後 2 時〜午後 5 時頃まで 講演と質疑応答ならびに討論 4. 講師 : 松川正毅先生(愛知学院大学法学部教授) 5. 演題 : 「フランスにおける人工生殖と法 --DNA鑑定も含めて--(仮題)」
松川先生は家族法の研究者でおられますが、以下に示します最近の論文リストからもおわかり戴けますように、特にフランスの状況に精通されておられます。女性の社会進出では先進国であり、そのためか小子化現象にもいちはやく遭遇しているフランスでは、人工生殖に対する社会意識は他国と様相を異にするときいております。今回はこの辺りの詳細をお話し戴くと共に、日本の現状について考えてみたいと思います。
なお松川先生は、4 月から大阪大学に移動される御予定です。
松川先生の最近の論文リスト 1. 「フランスにおける人工生殖と法」講座現代家族法3、105 頁 川井、利谷他編 島津一郎教授古希記念 2. 「人工生殖に関する日仏共同アンケート」日仏法学 18 号、86 頁 3. 「フランスにおける DNA 鑑定と親子法」ジュリスト 1099 号、50 頁
お問い合わせ 〒 470-0296 愛知県西加茂郡三好町黒笹 370 愛知大学 功刀由紀子 TEL : 05613-6-1111 ex. 8414, FAX : 05613-6-5553 E-mail : kunugi@aichi-u.ac.jp 自宅 TEL/FAX : 075-722-7330
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