11月15日、加藤新太郎先生(中央大学法科大学院教授、弁護士、元東京高等裁判所判事(部総括))
をお迎えし、名古屋キャンパスM1901会議室において、
専門演習「民事訴訟法」公開ゼミナールを行いました。
司会は吉垣実教授(民事訴訟法)が担当しました。
当日は、田﨑雄大(法学部3年)、辻井開登(法学部3年)、有川菜々香(法学部1年)、
牧原千尋(法学部4年)の4名による報告がなされ、
その内容について加藤先生からコメントを頂きました。
公開ゼミには、本学教員および民法、商法、刑法、労働法、基礎法ゼミに所属する学生、
科目履修生の他、他大学の学生も参加しました。
加藤先生は、参加者全員に対してゼミに取り組む姿勢を説かれ、最後にメッセージをおくられました。
報告者及びテーマ:
〔Ⅰ〕田﨑雄大
「法人格否認の法理による既判力拡張の可否 ―最一小判昭和53・9・14判時906号88頁を中心として―」
〔Ⅱ〕辻井開登
「反射効理論の検討―既判力本質論との関係を中心にして―」
〔Ⅲ〕有川菜々香
「民法94条2項と110条の類推適用法理 ―最一小判平成18年2月23日 民集60巻2号546頁―」
〔Ⅳ〕牧原千尋
「無償行為否認における有害性と保証契約 ―最判平成29年11月16日民集71巻9号1745頁の検討を中心に―」
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