法学部では、第5回ゼミ(専門演習)対抗ディベート大会本選(準決勝・決勝)を開催いたしました。今年のテーマは、「日本は、少年法61条を改廃し、殺人を犯した少年を特定する報道を認めるべきである。是か非か。」というものでした。
ディベート大会は、出場する各チームが、あるテーマを肯定する立場と否定する立場に分かれて、一定のルールのもとで議論を戦わせ、審判がその勝敗を決する競技大会です。それぞれの専門演習(3年次以降に所属する特定の分野を専門的に研究するための少人数のクラス・ゼミ)を代表する3〜5人を選手としたチームが出場します。
予選は、2009年10月25日(日)車道校舎で実施されました。今年は13チームの出場があり、加藤ゼミBチーム、小林ゼミAチーム、緑ゼミチーム、山本ゼミチームの4チームが本選に進みました。実力伯仲の好試合が多く、審判は大いに悩んで勝敗を決したようです。
本選(準決勝・決勝)は、2009年11月14日(土)、昨年に引き続き、名古屋校舎で開催されました。名古屋校舎は愛大祭の真っ最中で、ディベート大会の雰囲気も否応なしに盛り上がります。準決勝は、加藤ゼミAチーム対小林ゼミAチーム、緑ゼミチーム対山本ゼミチームという組み合わせです。かなりヒートアップした試合展開に、会場は大いに沸きました。
決勝戦は、小林ゼミAチームと緑ゼミチームとの対戦となり、緑ゼミチームが優勝、小林ゼミAチームが準優勝という結果となりました。緑ゼミチームは2年連続2度目の優勝です。両チームとも、法律の条文を駆使して議論を展開する姿は、さすが法学部生と思わせるものでした。
法学部ディベート大会の特長は、選手以外にも多くの学生委員が参加していることです。大会の準備、審判などの運営面を担っています。今年の委員会の人数は25人ほどと少人数ではありましたが、委員長をはじめとした熱心な委員たちの奮闘もあり、例年以上に充実した大会となりました。 |