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中西全ポジション制覇



 神谷杯初戦に4番ライトで先発出場した中西がプ野研野球部史上初の全ポジション制覇を記録した。中西はこの日のライトで3度の守備機会を無難にこなし、一塁線を抜いたあたりで二塁を狙った走者を捕殺を記録するなど活躍を見せ、記録に花をそえた。
 自らが監督を務める中西は、10月30日のぷろーず戦でショートを守った時に、自分が守っていないのはライトのみであることに気付き、ライトを守る機会を伺っていた。そして、神谷杯の初戦がチームの半数以上が左打者のぷろーず戦になったことでライトでのスタメン出場を決意した。
 中西は02年度の2期生引退試合に8番一塁手として先発出場し、プ野デビューを飾った。その後、主に一塁手としてレギュラーに定着したが、正捕手の根津が不在の時は捕手もこなしていた。また、03年度野球合宿の試合中には投手や三塁、外野など色々なポジションに挑戦し、オールグラウンドプレイヤーぶりを発揮した。その後、04年度は本格的に外野手にコンバートされて主にセンターを守った。そして、今季二遊間とライトを守って事で全ポジション制覇達成となった。
 中西は「今季から監督になったので狙っていた。この記録はこれまで一つのポジションに拘らず、試合に出れるならどのポジションでも挑戦してきた努力の賜物。昨季の及川監督はポジションを固定してくれなかったので、やりにくい面もあったが、自分の可能性を潰すことなく色々なポジションに挑戦してきて良かった。これからの若い選手にも色々挑戦してほしい。」とコメントした。





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