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 そもそも大学夜間部の開設は、向学心旺盛な社会人がより高い教養や専門的な知識を身につけたいと思った時、仕事を止めないで学問への道に進めるように、また、もっと知識を膨らませたいと願う方々の為にと設立されました。

 多くの大学が2部を廃止するという情勢の中でも、愛知大学は勤労学生を大切にするという伝統を今も持ちつづけている大学です。愛知大学の夜間部には、大学の職員や公務員などがたくさん通って勉強しました。そして、主婦のみなさんが「私の妻は向学心旺盛で熱心に勉強すると思いますので、夫の私からですが推薦させてください」などという推薦状を持って試験を受けるというほほえましい光景もありました。また、職業をもっている女性の方々が大学進学に意欲を持ち、たくさん卒業していかれました。中には夜間中学校・夜間高校を卒業して愛知大学に入学された70歳を越す女性は、とうとうこれを機に町会議員になられて大活躍という大変勇ましい方もいます。岡田ウメさんといってテレビでも紹介されましたが、最近私の家で卒業生の集まりを持った時に来てくださり、その若若しいはつらつとした生き方とお姿に感激しました。最近では、医療関係に勤めておられる方がたくさん学生にいらっしゃいます。どなたも勉学に熱心で、しかもたくさんの仲間を作り、にぎやかなことです。私もこの夜間部で授業するのがとても楽しみです。みんな熱心で、それにやはり経験豊かで質問も迫力があります。教えられることも多いですよ。また医療関係者の方々の熱心さには頭の下がる思いがします。現在の医療技術の発展や生命科学と生命倫理のより深い素養が求められるようになってきているので、単に資格を得るための大学ではなく、本当に学びたいという真摯な気持ちが伝わってきます。

 もちろん、大学卒という経歴のためにという人も大歓迎ですが、そのためというより、もっと高い教養を求めて授業を受けている人もたくさんいます。しかし、もっと大切なのは、ここでたくさんの仲間に出会うことです。カルチャーセンターや教養講座とは少し違って年々進歩し、グレードが高くなってより高度なことを勉強できるのが大学の強みです。そしてその学びの場で得た友達は人生での宝物です。知識欲旺盛な仲間とサークルをつくったり、市民運動に参加したり、勉強の場が幅広い活動の拠点となっていくのもなかなか楽しいものです。

 実は、車道キャンパスはこのような場所としては絶好の場所です。都心にある交通便のいい車道は、みんなが集えるとても素敵な場所です。愛知大学では2004年度の完成を目指して、いっそう便利で居心地のいいキャンパスに生まれ変わります。

 生涯教育がますます普及し、企業も教育奨励金などを設けたり政府のいろいろな機関が職業教育や高度の技術を身につけるための奨学金等を出す時代です。さらに、すでに大学を出て小・中・高校の先生を仕事にしている人、また専門職についている人、そういう人も含めて、新しい時代に適応した知識や技術を身につけたいと願っている人も少なくありません。愛知大学を卒業して司法書士や社労士などを仕事にしている方々も、もっと新しい知識を吸収したいと自主的なサークルで勉強会を開いている例も知っています。いろいろな人が「もう一度大学へ」という意欲を持っているでしょう。特に情報・理科・英語などは、時代に適合して新しい知識を必要としています。NGO(非政府組織)などの市民運動にかかわっている方々、定年退職後のますます元気なシルバーのみなさんも含めて、大学でさらにリフレッシュする機会を持つのも悪くありませんね。「キャリアアップ」とともに「ライフアップ」という新しい目標がそこにあるのですね。「大学を出た人ももういちど勉強する価値のある大学」を目指して愛知大学では今いろいろと取り組んでいます。大学での仲間作りの中から、優れた専門家集団も生まれてくるかもしれません。医療過誤問題・女性のキャリアアップ・民間団体のリーダーなど、特徴のあるゼミナールを開設することも今考えています。

 愛知大学が先進的に担ってきた勤労学生のための大学というこれまでの建学の精神の重要な柱をこれからも持ちつづけ、愛知大学夜間部から社会に向けて情報を発信したい、それが私たちの願いです。(前法学部2部幹事 坂東昌子)

情報処理センター
約60台の学生用パソコンを設置。情報処理演習の授業のほか、自習の場としてのレポート作成やインターネットなど、夜9:30まで利用できます。
(行事等で利用時間の変更がありますので事前に確認してください)

図書館
他の夜間大学にはない充実度を誇る図書館は、通常13:00〜21:30まで利用でき、2部学生の学びをバックアップしています。もちろんここにない図書で名古屋・豊橋校舎にあれば取り寄せも可能です。
そして名古屋・豊橋校舎の学生だけでなく、一般にも広く開放しています。

就職支援室
名古屋都心の車道キャンパスに就職活動の拠点となる「就職支援室」をもうけて、学生をバックアップ。全学部の学生が利用でき、200社からの学内企業セミナーの開催や豊富な就職資料、パソコンなどの利用ができます。
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