Dクラス広報委員 大島 奨矢・足立 有希
2010年3月5日、ついに現地プログラムが始まった。
1年かけて学んだ成果を発揮し、この中国現地でさらなる向上と進歩を図り、自分たちを成長させていくための留学プログラムでもある。
しかし4ヶ月という長い期間、日本を離れ、全く異なる言葉や環境の中で生活していくのは、自分たちが想像していたのとは全く違っていました。さらに今年
は南開大学ではなく天津科技大学での実施のため、先輩たちから得た情報だけでは足らず、自分たちでさらに考えて行動しなければなりません。
1ヶ月ほど生活しただけですが、日本と中国では良いところもあれば、もちろん不便なところもあると感じました。
まず不便だと思ったことは、水が綺麗でなく、飲み水にならないことはもちろん、洗濯をしても白い服は黄ばんでしまうことである。さらに少し裏通りに入るとゴミが散乱していたり、野犬がいたりして危険だと思うことです。
逆に良いと思うことは、日本と比べて物価が安いことです。例えば靴を150元と言われたが値下げ交渉をして80元まで下げて買うことができました。中国
では値下げ交渉も楽しめます。中国で暮らすことで、逆に日本の良さを実感しています。実際に生活することで、ニュースや新聞で見る中国とは違う「生」の中
国を体験しています。
学生集合写真 |
天津科技大学正面 |
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個人留学でなく現代中国学部全員で留学すると言う機会は今回限りです。今後、いろいろな行事に参加したり、旅行に出かけたり、全員で協力して現プロを楽しんでいきたいです。
残り3ヶ月安全に気を付けて頑張ります。
Gクラス広報委員 夏目 淳・吉川 真也・福島 旭信
私たちは平日の午前中には中国語の授業があり、月曜日と火曜日の午後にはそれぞれ「現代中国社会論」と「文化講座」の授業があります。午前中の中国語の講義は少人数制の会話中心の授業「小班」と大人数制の主に文法を学ぶ授業「大班」に分かれています。
小班では、たまにゲーム形式で授業をしてくれるので楽しく中国語を勉強することが出来ます。単元テストがあるので、毎日の予習が肝心です。
月曜日の午後には「現代中国社会論」があります。内容は中国の文化・歴史から最近の話題までと様々です。しかも毎回小テストがあるのでしっかり集中して聞き、肝心な部分を聞き逃さないようにしなければなりません。
火曜日は「文化講座」の授業です。ここでは書法・二胡・指圧・漫才といった中国文化を選択し体験しながら学ぶことができます。様々な講座があり、興味をそそられるものがたくさんあると思うのでチャレンジしてみるのも良いかと思います。
この他に、科技大学の学生に家庭教師をお願いする「語学パートナー」があります。
もちろん中国語でコミュニケーションを取らなければならないし、話す内容も自分で考えなければならないので、毎回、悪戦苦闘しています。しかし語学力をアップさせるには良い方法だと思います。
国際交流センター宿舎 |
宿舎1階食堂 |
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教学棟へ |
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天津科技大学は市の中心部の東に位置しており、南開大学と比べたら田舎です。しかし大学の目の前には大きな道が通り、その道の向こうにはスーパーマー
ケットがあります。また10~15分ほど歩けば、地下鉄の駅があり、何かと便利です。平日は生活用品を買いにスーパーに行き、休日は地下鉄に乗り天津の中
心部へ遊びに行くというのが一般的な生活スタイルです。天津に来て約3週間。やっと食事や気候に慣れつつあるところです。最近は大学の食堂も油っぽくなく
なり、5元もあればお腹いっぱい食べることが出来ます。特に食堂のタルト(1.5元)が大人気です!!
気候は雪や濃霧、黄砂を経験し、寒さにただただ震え、乾燥に苦しみ・・・などなど様々な気候を体験したこともあり、体調を崩した人も少なくありません。これからの体調管理に一層気を配りたいと思います。
現プロはまだまだ始まったばかりですが、中国でいろんなものを見て・聞いて・感じていきたいです。 |