12月17日(土)車道キャンパス本館3階コンベンションホールにて、
本学法学部生による裁判員模擬裁判が行われました。
この企画は、法学部が主催し、2005年度から開催しているもので、
2009年5月にスタートした裁判員制度を市民の方々により深く理解していただくため、
学生が中心となって企画・実施しているものです。
7回目となる今回は「あなたはこの裁判で、何を思い、何を感じますか?」
をコンセプトとし、来場者により裁判について考えてもらえるように、
正当防衛の事案を取り上げました。
「被告人の行為に相当性があるか?」を争点に、事前に
裁判員役に選ばれた(一般公募)市民裁判員に証人尋問や評議に参加いただき、「正当防衛」
もしくは「過剰防衛」のどちらに相当するのか、議論しました。証人尋問や評議の場では、
様々な角度から鋭い質問が出され、判決は評議および来場者アンケートの結果とも「正当防衛」になりました。
来場者にも判決を考えて頂くことにより、多くの方に裁判員制度の
理解を深める機会になったのではと思います。
当日は約200名の方が来場され、学生たちはこれまでの学習と練習の成果を精一杯発揮しました。
法学部裁判員模擬裁判に初めて参加した来場者からは、
「特別な知識がなくても理解することができ、色々と考えることが多かった」、
「裁判が近く思える様になった」といった声が寄せられました。
市民参加型模擬裁判のHPはこちら
http://leo.aichi-u.ac.jp/~mogisaiban/
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