第21回 愛知大学法学部模擬裁判

Email:mogisaiban@ml.aichi-u.ac.jp

模擬裁判について

模擬裁判のご案内

 愛知大学では2005年度より毎年、公開模擬裁判を開催しており、今年で21回目を迎えます。日程は、12月12日を予定しており、今年も愛知大学名古屋キャンパス・グローバルコンベンションホールでの開催となっています。

 本学の模擬裁判は裁判員裁判をイメージしており、今年は「強盗の機会」を扱う予定です。裁判員裁判は2009年より行われていますが、言葉は知っていても、「実際にどのような流れで進むのか?」疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。また、「裁判は専門用語が多くて難しそう」「手続きが複雑そう」といったイメージもお持ちかもしれません。そこで我々が行う模擬裁判は、裁判員制度をもっと理解しやすく、身近に感じてもらうことを目指しています。難しい法律用語や裁判手続きについては、丁寧に解説しながら、分かりやすくお伝えするので、裁判に馴染みのない方でも安心してご参加いただける内容となっています。

 また、本学の模擬裁判は、愛知大学法学部生が主体となって運営している点が最大の魅力です。組織構成から裁判のシナリオづくり、さらに後援依頼やポスター制作といった広報活動に至るまで、全ての企画・運営を学生自身が主体となって行い、20年以上の歴史を重ねてきました。模擬裁判自体は以前から裁判所や弁護士会などの法曹関係機関、あるいは大学サークルなどが主催する形で行われております。しかし、法学部の公式行事として、学生が中心となって運営している例は少なく、現在も試行錯誤を重ねながら、一つ一つの課題に向き合い、全力で取り組んでおります。

 本学の模擬裁判は一般の方々にも公開しており、今後裁判員の募集も行う予定です。ご来場いただくすべての皆様に満足していただけるよう、学生が一丸となって準備しております。ぜひこの機会に会場にお越しいただき、裁判についての認識や関心が広がるきっかけにしていただければ幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

裁判員制度とは

 裁判員裁判は、国民の中から選任された裁判員が刑事裁判に参加し、裁判官とともに被告人の有罪・無罪や、有罪である場合は量刑を決定する制度です。日本では2009年に導入され、満18歳以上の国民から無作為に選ばれた裁判員が重大事件の審理に加わります。原則として裁判員6名と裁判官3名が、刑事裁判の審理に出席し、証拠調べ手続きや弁論手続きに立ち会った上で、評議を行い、判決を宣告します。

 制度の目的は、国民の常識や生活感覚を司法に反映させること、そして司法への理解と信頼を高めることにあります。

裁判員裁判対象事件:重大な犯罪の疑いで起訴された事件

  • 殺人罪(人を故意に殺した場合)
  • 強盗致死傷罪(強盗犯人が強盗の機会に人を怪我させたり、死亡させたりした場合)
  • 傷害致死(人に怪我させた結果、死亡させてしまった場合)
  • 危険運転致死傷罪(アルコール・薬物影響下での運転、著しい速度超過、信号無視など、故意に危険な運転を行い人を死傷させてしまった場合)
  • 放火罪(人が使用している住宅や建物などに放火し、建造物を焼損させた場合)
  • 身代金目的誘拐(身代金目的で、人を誘拐した場合)
  • 保護責任者遺棄致死(保護義務のある者が、子供に食事を与えず、放置したため死亡させてしまった場合)
  • 不同意わいせつ致死傷罪(同意のない状態でわいせつ行為を行い、その結果死亡・負傷した場合)
▲