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A: 日本に留学し中国を学ぶことで、2つの国のエキスパートに! |
21世紀は「アジアの世紀」と言われています。アジア諸国でいち早く高度経済発展をとげた日本と、大きな可能性を秘めた中国。この2国を理解せずにこれからのアジアを語ることはできないでしょう。ゲンチューでは、中国のさまざまな分野をさまざまな角度から研究しています。日本に留学して、中国を学ぶことで、日本と中国の両方を理解する人材となることができます。
将来、アジアの国際交流の場面で活躍したいと思うみなさん、その夢の実現の第1歩をゲンチューで始めませんか。
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A: 中国語(ビジネス+文化+国際関係)=中国を総合的に理解 |
ゲンチューは「中国語」だけを学ぶ学部と思われやすいのですが、政治、経済、文化、ビジネス、国際関係など「中国」を総合的に学ぶ学部で、日本にただ一つしかありません。中国のさまざまな分野をさまざまな角度から学べますから、入学したらいろいろな授業を受けてみましょう。
1年生はこんな科目を履修します |
現代中国学原論
日中関係論 中国研究入門 中国思想概説 中国文学概説 日中戦争史 現代日本社会論 経済の基礎 経営の基礎 |
2年生になると自分の興味に合わせてコースを選び、その専門をさらに深く学びます。コースはつぎの3つです。
・ビジネスコース
中国の政治、経済、産業、外交、そして日中関係などを社会的・歴史的な背景を理解しながら学習します。さまざまな日中間の交渉や取引の場面で、友好協力の関係を発展させる人材となることを目指しています。「卒業後、貿易や投資など日中ビジネス関係の仕事をしたい」、「中国でビジネスを始めたい」と考えている留学生に人気のあるコースです。
・国際関係コース
中国の国際政治理論を欧米や日本と比較しながら学びます。さらに、食料・人口・環境など世界全体の問題を通して、国際社会における中国と日本の位置づけを理解します。 日本と中国の2国間だけでなく、複数国間の関係をよく把握し、問題解決の方法を考える人材となることを目指します。広く国際社会で活躍したいと考えている学生に人気があります。
・言語文化コース
中国語の力をつけるだけでなく、中国語とはどんな特徴を持つことばなのかを言語学的に分析します。さらに、文学、芸術、社会、歴史、思想などのさまざまな分野から中国の文化の特質を総合的・体系的に学びます。現代中国人の価値観の根底にあるもの、変化したもの、変わらないものを知り、中国の良き理解者として2国間の交流と相互理解に役立つ人材となることを目指します。2つの国のかけ橋となって、文化的な交流を深める仕事をしたい学生に人気があります。
コースは1つしか選べませんが、他のコースの授業もとることができますから、自分の気に入った科目を幅広く学ぶことができます。
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A: 4ヶ月間の全員留学 中国語のシャワーをあびながら、本物の中国を全身で理解 |
現地プログラムとは、2年生の春学期に全員が中国天津市の南開大学に4ヶ月間留学し、中国語と中国文化を学ぶプログラムです。これまで学んだことを現地で実際に試し、現地でしか体験できないことを学びます。ゲンチューの大きな特色は、この現地プログラムにあります。このプログラムは文部科学省の「特色GP」に選ばれました。つまり、国に認められ、国の支援を受けているプログラムなのです。
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A: 現地プログラムでHSK6級以上を目指します |
2年生の現地プログラムに向けて、1年生は中国語の基礎をしっかり勉強します。中国語を日本語に訳す練習もありますから、日本語の力も必要です。2年生の春学期、現地プログラムの最後にHSKという中国語能力テストを受けます。目指すは6級以上。これは、中国の大学の学部に留学できるレベルです。
現地プログラムから戻ったあと、さらに高いレベルの中国語を身につけたい人のために「中国語強化科目」を用意してあります。少人数クラスで、2年生までに学んだ中国語をさらにみがき、通訳・翻訳などの専門家レベルを目指します。(中国語強化科目を取るには選考があります)
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A: 週2~3回の日本語授業、ビジネス会話と日本事情 |
ゲンチューの留学生のための「日本語」の授業は週2回ですが、2年生の春学期は現地プログラムに参加するため、日本語の授業を受けられません。それで、1年生のうちに週3回「日本語」の授業を受けて、それから中国へ留学します。現地プログラムから戻れば、通常の週2回の「日本語」があります。この授業は、経営学部・法学部の留学生との混成クラスですから、他学部の留学生とも交流することができます。また、1クラス20名までの少人数クラスですから、先生との距離も近く、質問もしやすい雰囲気です。内容は、大学でよい成績を取るために重要になる「書く力」、「読む力」、「まとめる力」が中心となっています。
また、3年生からは論文対策の「専門日本語」と就職対策の「ビジネス日本語」が受けられます。
日本語のほかに、必修科目として「日本事情」、選択科目として「日中ビジネス会話」があります。
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A: 「渡日前入学試験」、「公募制推薦入試」、「留学生一般入試」の3方式 |
ゲンチューでは、海外から直接入学することも、日本の教育機関から進学することもできます。
海外から直接入学したい場合→渡日前入学試験
渡日前入学試験とは、日本国外で行われる「日本留学試験」を受験して、日本に来ることなく、海外から直接入学を出願するシステムです。このシステムを利用している大学は、全国でまだ89校しかありません(2011年)。「日本留学試験」の実施国、内容や範囲などは、日本学生支援機構の「日本留学試験」のページをご覧ください。http://www.jasso.go.jp/eju/index.html
日本国内の教育機関から入学したい場合→公募制推薦入試・留学生一般入試
日本国内の日本語学校や留学生別科などで日本語を勉強している人には、公募制推薦入試と留学生一般入試の2回の入学チャンスがあります。
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A: 入試は「日本留学試験」平均点が目安。合格後も勉強を続けよう! |
大学に入ると、日本人の学生と同じ授業を聞き、同じ試験を受けますから、なかなか大変な面もあります。ゲンチューの入試では「日本留学試験」平均点を目安にしていますが、合格した後も勉強を続けて、できるだけ日本語力をつけて入学することをお勧めします。特に書く力は成績に直接影響します。また、コンピュータの日本語入力を練習しておくと、入学後すぐに役立ちます。
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A: 平均的な家賃は45,000円~50,000円 |
名古屋は、人口220万の日本第4の都市。アルバイト先も多く、ほとんどの留学生がアルバイトの経験を持っています。また、生活費は東京や大阪と比べて安く、生活しやすい場所と言えるでしょう。大学周辺から地下鉄沿線の家賃相場は1ヶ月45,000円前後~50,000円台前半です。
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A: 授業料は30%減免、学内・学外の奨学金も充実 |
愛知大学では、留学生の授業料の減免制度があり、手続きをすれば30%減免されます。減免後の額は、ゲンチューの場合、以下のようになります。(2011年度)
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春学期 |
秋学期 |
備 考 |
入学金 |
200,000円 |
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入学した年だけ納入します |
授業料 |
248,500円 |
248,500円 |
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教育充実費 |
100,000円 |
100,000円 |
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委託徴収金 |
22,500円 |
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計 |
571,000円 |
348,500円 |
1年目合計: 919,500円 |
このほか、2年生のときに現地プログラムの費用として、250,000円が必要です。(現地プログラムに参加しない中国人留学生は不要です)
入学試験スカラシップ制度
日本留学試験(日本語)の得点が320点以上の入学者には、入学年度に30万円の奨学金が支給されます。
学習奨励制度
愛知大学には独自の学習奨励制度がありますが、2008年度から内容をいっそう充実させることになりました。2008年度以降の入学者を対象に、各学年20名(短大を含む)に、年額200,000円を給付します。また、卒業生の団体からもそれぞれ以下のように奨学金が出ています。
(財)愛知大学同友会 |
年額 120,000円 13名(2010年度) |
愛知大学後援会私費外国人留学生奨学金 |
年額 100,000円 35名(2010年度) |
その他、政府や地方公共団体・民間団体等からのいろいろな奨学金があります。
例)「日本学生支援機構私費外国人留学生学習奨励費」月額48,000円(46名)
「なごや市民留学生交流員支援金」年額120,000円(3名)
「大幸財団留学育英奨学金」年額280,000円(1名)など
奨学金は手続きをした者から成績をもとにして決められます。詳しくは、募集要項をご覧ください。
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A: 名古屋から歩いて行ける2012年4月開校の新名古屋キャンパス |
愛知大学には3つのキャンパスがあります。
ゲンチューは、2012年から名古屋駅の南の新しいキャンパスに移ります。
最寄り駅のあおなみ線「ささしまライブ駅」から徒歩2分、名古屋駅からも歩いて約10分という大変便利な場所にあります。
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このQ&Aであなたの知りたいことはわかりましたか。
まだ知りたいことがある人は、以下のメールアドレスに質問をしてください。
募集要項、手続きや学費、奨学金などについての質問は…
国際交流センター: inted@aichi-u.ac.jp
カリキュラムや科目の内容についての質問は…
梅田康子(現代中国学部准教授・日本語担当): umeda@aichi-u.ac.jp
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