英語学科FAQ
英語学科になってどのように変わりましたか?
従来より英語教育に力を入れてきましたが,今までよりもさらに学生の英語能力を高めるために1年次から英語に触れる授業を増やしました.具体的には,今までは日本人教員で行っていた1年次の入門ゼミを,ネイティブ教員と英語を専門とする日本人教員が担当するようになりました.加えて,TOEICが600点以上の学生には「English Language and Culture I, II」「Advanced English Conversation I, II」を1年次に開設し,より高度な英語運用能力を養うことができます.さらに,「English Café」を定期的に実施し,アメリカ人留学生と英語で会話する時間を設けています.
1年次から自分のレベルにあった授業を受けられますか?
入学時,個人個人の英語運用能力には若干の差がありますので,それぞれの学生のレベルにあった緩やかな習熟度クラスを設けています.
英語圏で行うフィールドワークの授業はありますか?
これまでアメリカフィールドワーク を行ってきましたが,2013年度からイギリスフィールドワークが加わりました.
Native の先生はどれくらいいるのですか?
学科在籍の英語native speakerは6人います. また,フランス語とドイツ語のnative speakerもそれぞれ1人ずつ在籍しています.もちろん,native speakerの講義も受講できます.
各教員の情報は教員紹介のページから見ることができます.
英語学科の教員はどのような研究をしているのですか?
専門家でない人に各教員の研究内容を詳しく説明することは容易ではありません.しかしながら,その研究成果の一部を辞書や本として公表している場合もあります.
例えば,英語学科の教員・塚本倫久が著者,Jon Blundell が英文校閲である「英語コロケーション辞典」が出版されていますが,このような出版物を通じて,研究対象や内容がある程度推測できるのではないでしょうか?
国際コミュニケーション学部英語学科の塚本倫久先生の書いた『プログレッシブ英語コロケーション辞典』(小学館)が1月19日付朝日新聞be紙面の「売れ筋拝見 英和辞典」に取り上げられました.ジーニアス英和辞典(大修館)・ウィズダム英和辞典(三省堂)・ライトハウス英和辞典(研究社)に次いで4位にランキングされました.大学受験を目指す高校生にも役立つ辞書です.
より専門的な図書の例としては,英語学科の教員・田本健一による著書「The Macregol Gospels or The Rushworth Gospels(邦題:マクレゴール福音書、またはラシュワース福音書)」が挙げられます.
『中英語、古英語および中世英文学の大家である愛知大学の田本健一教授の編集の下,マクレゴール福音書のラテン語テキストとその古英語行間注解についてまとめあげ,筆写と正書法の諸問題に重点を置きながら,詳細な文脈解析を提供する一冊.福音書の古英語翻訳への関心の高まりを促進する上で最もタイムリーな論集である.』