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 長い連休を終え、現地プログラムは後半に突入した。学生たちは、南開大学の授業にも愛大会館の生活にもすっかり慣れたようである。チベット問題、四川の 大地震と日本の皆様にはご心配をおかけしているが、学生たちは元気に日々を暮らしているので、ご安心願いたい。今回は、「授業の様子」と「運動会」をお知 らせする。
 母の日に電話をもらわなかったお母さん、現プロ便りで元気をお伝えします。
(梅田 康子)
 

 
・実践的なリスニングクラスの授業
 今回はリスニングクラスについて紹介します。
 このクラスは、去年から導入された新しい教授法を使ったクラスで、他のクラスとはやっていることがちょっと違います。他のクラスでは「聴解」や「精読」 など科目ごとに授業を行いますが、リスニングクラスは20名くらいのクラス全体で行う授業(大クラス)とそれを半分に分けた小クラスで行う授業を交互に繰 り返すのです。
 大クラスでは、先生はパソコンとプロジェクタを使って教室の前に絵や文章を写し出しながら授業を進めます。小クラスは会話を中心とした授業です。今まで の黒板を中心にした授業とは違う雰囲気で、先生と中国語で楽しくおしゃべりをする感覚ですよ。街に出てすぐに使えるほど実践的な中国語が学べます。
 でも、こういう授業は初めてだし、授業速度も速くてレベルも上がってきたので、今はみんな必死で受けています。今週は、中国語劇を上演するので、せりふを考えているところです。日本での勉強とは180度違いますね。 

・南開大学漢語言文化学院主催 2008年留学生運動会
 南大で中国語を学ぶ留学生だけの運動会は、きっと「現プロ楽しかったイベントランキング」の上位を占めるでしょう。
 他の留学生と比べると、語学クラスごとにユニフォームを着ている愛大生は統一感があり、よく目立ち、格好良かったはず!大縄跳びでは1位に輝き、チーム プレーでは他国勢を圧倒しました。まさに“和の力”!!団結力の強さを見せつけたような優越感も感じました。逆に、100mリレーでは、他国の留学生の身 体能力にカルチャーショックのようなものを感じました。
 また、目隠しリレーという競技にも初挑戦しました。1人が目隠しし、もう1人が中国語だけでゴールに向かって誘導するというルールです。でも、コースの幅が狭く転んだ人もいたので、来年は危険な面を改正してほしいですね。
 留学生運動会は、高校生に戻った気分で競技に熱中できたこと、クラスメートと仲が良くなったこと、そしてスポーツの後の打ち上げがまさにプライスレスでした。 
 大学生になって運動会に参加するとは思ってもいなかったからこそ、良い思い出になったのだと思います。
 私達は現プロを楽しんでいます!!


語学クラスの結束ができた!


入場行進
からやる気満々


目隠しリレーでは中国語で誘導