第1回 2006/03/31 三好章
3月10日朝、セントレアを飛び立った一行は、昼過ぎには天津国際空港に降り立ち、第9回現地プログラムが始まった。空港から大学までバスで約30分、初めて眼にする中国の風景に興味深げな表情を見せる者、興奮しているのかはしゃぐ者などなど。
これから4か月の宿舎となる愛大会館に到着し、開学式典など当初の行事を滞りなく済ませ、13日から授業が始まった。学生にとって、全てが中国語で進められるのは初めてであり、まだ若干のとまどいはあるものの、最初の1週間が過ぎるころには少しずつ学習に慣れてきたようであった。 2週目には初めての単位テストがあり、これも最初のこととて非常な緊張の中で受験していたが、南開大学の先生方が懇切丁寧に一人一人に対応してくださり、第1回としてよい成果が上げられたように思われ、学生たちにも好評であった。また、29日には東海テレビ北京支局の梅村育宏氏が現地講演会講師としてお見えになり、学生たちに自らの経験を中心に話された。ジャーナリズムなどに関心のある学生は、講演終了後も控え室に押しかけていた。
ここまでで、行事は一回り完了し、今後はこのルーティーンをきちんとこなしていくことが求められる。 南開大学関係各処とは当然のことながら、現場の連絡事務室と名古屋校舎の各部署との緊密な連携が今後いっそう必要になってこよう。
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3月10日、天津空港に到着後、南開大学へ向かう車中にて |
南開大学図書館前に咲く桜 |
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