Vol.56 2022.3
変わりゆくメディアのなかの“中国”
「変わりゆくメディアのなかの“中国”」の特集にあたって
越境するメディアのなかの“中国” 古畑康雄×渡辺浩平×房 満満×砂山幸雄 司会 高 明潔
中国で制作し、中国で発信する ──南京在住のドキュメンタリー監督竹内亮氏に聞く 竹内 亮 インタビュアー 砂山幸雄
オンライン時代における中国の大学の思想政治教育課の課題と可能性 張 放
日本と台湾の歴史観をめぐる双方向メディアとしての海外修学旅行 和田英穂
日常としての「無駄話」 ──研究者で構成されたウィーチャットグループのチャットに対する参与観察 劉 暁茜
インターネット民族誌の展望について 趙 旭東
食のドキュメンタリーから美食のショートビデオへ ──中国における食文化発信の多元化 劉 征宇
「世界文化遺産」から「異性との出会いの都」へ ──二〇年間の麗江古城観光イメージの変遷に関する試論 宗 暁蓮
存在論的転回のパースペクティブにおける疫病人類学 景 軍 ・ 何 明
深串徹著 『戦後台湾における対日関係の公的記憶──1945–1970s』 周 俊宇
陳儀深・薛化元編 二二八事件紀念基金会著 『二二八事件の真相と移行期正義』 平井 新
許雪姫著 羽田朝子・殷晴・杉本史子訳 『離散と回帰──「満洲国」の台湾人の記録』 駒込 武
高橋五郎著 『中国土地私有化論の研究──クライシスを超えて』 金 湛