中国現地研究調査
中国現地研究調査
都市や農村、企業を調査・分析して報告。 中国の今に触れる―― |
3年次の夏休み、テーマごとに班に分かれた学生が、中国の企業や学校、家庭などを訪問し、都市部から農村部まで幅広く調査・研究するプログラムです。
調査活動の最後には、現地大学生を招いた「日中大学生国際シンポジウム」を開催し、中国語で調査結果を報告します。
現地報告会には、調査地の大学生も参加。討論して交流を深めます。
他大学にない独自のプロジェクト(正規単位科目)
「中国現地研究調査」は、現代中国学演習の選択科目として開設されています。
3年次の第5セメスター、主として7月下旬から8月下旬にかけての3週間、3年次生の希望者の中から、成績・論文・意欲などによって総合的に評価し、40名程度を中国現地研究調査に派遣します。
「中国現地研究調査」の目的と意義は、中国の生きた実態に触れ、大学生を含む現地の人々と交流し、中国理解を一段と深めることにあります。
現地では,調査受入れ校スタッフの協力のもと,数名の班単位にわかれ,中国語でフィールドワークを行ないます。
主なテーマは参加学生により現地の状況などを考慮して決められます。
中国の都市や郷鎮の産業・文化・生活・環境問題・食料生産など多様ですが、各参加者は基本的に独自のテーマを持っていることが大切です。
調査の結果は調査先で現地大学生30名程度を招いて中国語で口頭発表し、シンポジウム形式で現地大学生と討論します(現地報告会)。
帰国後、調査報告書の提出によって単位認定審査が行われ、単位を修得します。なお、調査報告書は再編集され刊行(市販)されます。
またこれに先立って毎年2月頃行われる、中国人学生の日本社会調査に対し、参加予定者は協力し、あわせて日本での社会調査を経験する機会にしています。