Vol.35 2011.11
中国法の諸相
「中国法の諸相」の特集にあたって◎
中国法研究の歩みを振り返る◎浅井 敦 インタビュアー 吉川 剛
清末における法律の近代型転換に関する論考◎張 晋藩
中国の法治はいずこに向かうのか◎季 衛東
中国のリーガルプロフェッション三十年◎劉 思達
中国の憲法権利理論について──方法論の視角から──◎翟 国強
中国における環境公害訴訟の現状◎櫻井次郎
中国の独占禁止法◎森 啓太
現代中国民事訴訟の展開と課題◎小嶋明美
中国における知情権保障と情報公開制度の発展過程◎趙 正群
企業統治の新たな展開◎張 紅
中国刑法における犯罪概念と犯罪構成要件理論◎小口彦太
一九七九年中国国籍法制ノート◎浅井 敦
主体の隠蔽されたスペクタクル──〈ポスト上海万博〉時代の文化政治──◎雷 啓立
「台湾」 という思考のレッスン──前野みち子、 星野幸代、 垂水千恵、 黄英哲編
『台湾文化表象の現在(いま)──響きあう日本と台湾』◎三須祐介
西澤治彦著
『中国食事文化の研究──食をめぐる家族と社会の歴史人類学』◎印南敏秀
銭単士釐 撰、鈴木智夫 訳註
『癸卯旅行記訳註──銭稲孫の母の見た世界』
森 正夫
大橋史恵 著
『現代中国の移住家事労働者
──農村–都市関係と再生産労働のジェンダー・ポリティクス』
磯部美里
断章「中国ウォッチャー兼実務法曹」の回顧と展望
萩野敦司