Vol.37 2012.12
中国水利史
「中国水利史」の特集にあたって◎
中国社会と水利◎森田 明×藤田勝久×松田吉郎 司会 馬場 毅
秦帝国の水利と自然◎鶴間和幸
漢代黄河の水害とその対策◎藤田勝久
福建莆田における木蘭陂の管理機構と協応廟◎森田 明
寧波広徳湖水利と廟
──霊波廟(望春山廟)、蓬莱観、白鶴山廟を中心に──◎松田吉郎
江南デルタ圩田水利雑考──国家と地域──◎濵島敦俊
明清山西における泉域社会研究の若干の問題◎張 俊峰
環境と水利──清代中期北京西山の炭坑と区域水循環──◎鈔 暁鴻
近代天津小站営田の水利について◎馬場 毅
日清戦争期、山東巡撫李秉衡の黄河統治について◎野口 武
江南内陸河川の水運ネットワーク
──新型交通の発展を中心に(一九一二~一九四九)──◎馮 賢亮
柴田哲雄著 『協力・抵抗・沈黙──汪精衛南京政府のイデオロギーに対する比較史的アプローチ』◎森 久男
堀井弘一郎著 『汪兆銘政権と新国民運動──動員される民衆』◎広中一成
梶谷懐著 『現代中国の財政金融システム──グローバル化と中央 – 地方関係の経済学』◎岡本信広
城山智子著 『大恐慌下の中国──市場・国家・世界経済』◎岡崎清宜
王柳蘭著 『越境を生きる雲南系ムスリム──北タイにおける共生とネットワーク』◎松本ますみ
アンドレ・チエン/ジャン=ポール・ベトベーズ 著 井川浩 訳
『100語でわかる中国』
樋泉克夫
沙甸村の殉教者記念碑
楊 海英