Vol.39 2014.1
ナショナリズムと歴史認識
ナショナリズムを語る基盤がない東アジア◎
日韓朝のナショナリズム◎ブライアン・マイヤース×河辺一郎
倒錯した幻想と日中の民際対立◎田島英一
日米保守派の歴史認識◎河辺一郎
「暴力幻想」と悪循環
──安倍、イデオロギーそして日中関係の将来──◎マシュー・ペニー
国民を渇望する
──一九八〇~一九九〇年代台湾民族主義の文化政治──◎蕭 阿勤
莫言『酒国』を読む
──中国の「いま」を描くデモーニック・リアリズム──◎張 旭東
光復後初期の台湾における文化再建 ──楊逵の作品改訂を例として──◎豊田周子
紅衛兵世代における読書動向について ──文化大革命以前を中心に──◎中津俊樹
中国の「無形文化遺産法」◎周 超
一九六〇年代前半の中国のアフリカ関与と台湾の反応
──周恩来のアフリカ訪問とフランスの中国承認を中心に──◎村上享二
柴田哲雄著 『中国の民主化・民族運動の現在──海外諸団体の動向』◎上野稔弘
収束点へと拡散する思考──『侯孝賢の詩学と時間のプリズム』書評◎好並 晶
赤松美和子著 『台湾文学と文学キャンプ──読者と作者のインタラクティブな創造空間』◎小笠原 淳
菊池一隆著 『東アジア歴史教科書問題の構図──日本・中国・台湾・韓国、および在日朝鮮人学校』◎楊 韜
戸張東夫著
『中国のお笑い──伝統話芸“相声”の魅力』
樋泉克夫
藤井誠二著
『中国的名言を4コマ漫画にしてみた』
樋泉克夫
国会の「結界」
野崎 哲
ウラーンフー──書き終えて、好きになった男
楊 海英