Vol.49 2019.1
華西辺疆研究
20世紀前半の華西辺疆研究と華西学派
李 紹明×冉 光栄×李錦×石碩×楊 天宏×羅 中枢×劉 志揚×袁 暁文×汪 洪亮ほか
家屋の意義 -ギャロン・チベット族の房名継承と親族関係 李錦
タシュ・チベット族の歴史の記憶と族群の認識 袁 暁文
東チベットにおける統一戦線活動と政教関係
-キルティ寺とラルン五明仏学院を中心に 川田進
宗教復興とグローバル化を経た「辺境」のいま
-四川省松瀋県のボン教徒をめぐるネットワークの変容 小西賢吾
咲江上流のチャン族と漢族の歴史的関係
-汶川県雁門郷羅蔔寨村を事例として 耿静
土地への依存と来世現世間の秩序
-白褲ヤオ「牛祭」儀式の文化的意義 張琪
古史伝説における漢・「苗」関係と
近代中国における国族構築のプロセス 李 沛容
民国期の四川西北地区におけるアヘンの栽培売買と族群政治
-雑谷脳河流域を中心に 王 田
四川省における〈客家空間〉の生成
-成都市東山地区の都市景観開発を中心として 河合洋尚
宮脇千絵/塚田誠之/加納希美/砂山幸雄/高橋五郎